2021-08-20

今後の日経平均予想(8/20)



【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27013.25 -267.92
  TOPIX   1880.68 -16.51
  出来高     12.3億株 
  売買代金  2.83兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 25.26
           TOPIX    33.09
・RSI(14) 日経平均 44.72   
          TOPIX    44.52

・騰落レシオ   76.32




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨夜のダウ平均は、先物時間では-300ドルを超える下落となったが、現物市場に入ってからは値を戻し、-66ドル安・34,894ドルと小幅安で取引を終えた。

ただ、下げ幅を大幅に縮めたものの、サポートライン岩盤であった35,000ドルを回復しておらず、この点が懸念となる。

(強力なサポートラインを割り込んだ場合、サポートラインは強力なレジスタンスラインに変わることが多い)

移動平均線では25日線と75日線の中間での十字足となっており、やや下向きの力がかかっていると見ている。


なお、ストキャスティックスは、売られ過ぎ圏の25%を割り込んだが、MACDはゼロライン到達したばかりであり、今後、ゼロラインでの攻防になるとしても、目先はいったんはゼロラインを割り込んでくると予想している。

また、ボリンジャーバンドでは基準線を割り込むとともに、基準線自体がこれまでの上向きから横ばいに変化しており、この先、下向きに変化する予兆と見えなくもない点は注意を要すると思われる。


なお、本日の週末取引の動向に注目しているが、日本時間のダウ先物も35,000ドルを回復できておらず、足元の時間帯においてもここを上回って推移できていない現状から、35,000ドルの厚い壁を越えていくのは週末要因から考えても難しいと見ている。

したがって、本日、序盤はもみ合いとなっても、中盤以降は、いったん利益確定をしておこうとの機運から軟調な展開となるのではないか?と予想している。

9月初めまでの下値のターゲットは引き続き、34,500ドル、34,000ドルと見ている。



 ナスダック総合指数


昨日のナスダック総合指数は0.11%の小幅高となった。

ただ、5日線と25日線にミニデッドクロスの兆しが現れており、MACDもゼロラインを明確に割り込んでいる。


ストキャスティックスについては売られ過ぎ圏の25%に達していることに加え、ダウ平均よりも早めに調整入りしたこともあってRSI(9)は19.98%まで低下していることを考慮すれば、ここからの下落は限定的となり、自律反発も近いと考えられる。

ただ、MACDがゼロラインを上回らない限りは自律反発一巡で再度下値模索となる可能性があると見ている。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


・ゴールドマン
 -1,304枚のまとまった売り越しにより、建玉を6,800枚に圧縮。(と言っても、そもそも本腰は入っていない)

・Cスイス

-1,413枚の売り越しにより、売り建玉を-2.3万枚に拡大している。今週は-2.1万枚~2.3万枚の売り越し若干ながら売り越し幅を広げている。

・ソシエテ
779枚買い越しではあるが、建玉は2,400枚余とほぼニュートラルな手口となっている。

・バークレイズ
 895枚買い越しと、小口ながら押し目買いとなっており、建玉は3.7万枚の買い越し。JPモルガンに次ぐ買い筆頭。

・野村
 1,412枚の比較的もとまった買戻しとなっている。

・ABNアムロ
 先物は-915枚の売り越し、オプションはコール買い・プット売りと、やや買い姿勢ではあるもののプット26500の大口いのよりヘッジしている。



 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
買い筆頭のJPモルガンは小口買い、建玉がニュートラルに近い参加者はリスク回避の売り越しが目立っている。




日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は前日終値比で小幅安となる27,200円台で寄りついたが、上値の重さから昼に27,034円安値をつけた後、27,150円水準まで戻すも、その後はジリ安の展開となり、27,000円の攻防となった。

日経平均終値は-267円安・27,013円。

8/17(火)の記事にて「日経平均・日足チャートでは、5日線・25日線・75線の下方パーフェクトオーダーが完成しつつあり、目先、一段・二段の下落となってもおかしくないと見ている」との予想どおりの展開となっている。

また、日経平均・日足チャートでは、MACDは引き続き下降中、ストキャスティックスは売られ過ぎ圏での底練りとなっており、この点も筆者想定どおりである。


今後の見通しとしては、昨日追記したとおり、今夜のダウ平均の動向が重要となってくる。

(昨夜のダウ平均は、先物時間では-300ドルを超える下落となったが、現物市場に入ってからは値を戻し、-66ドル安・34,894ドルと小幅安で取引を終えるなど、押し目買い意欲を感じるものの、サポートライン岩盤であった35,000ドルを回復しておらず、この点が懸念となる

通例として、強力なサポートラインを割り込んだ場合、サポートラインは強力なレジスタンスラインに変わることが多いため、目先的には35,000ドルが厚い壁となって上値を抑えることが想定され、今夜のダウ平均については週末要因も重なり、利益確定売りが優勢な展開になりやすいと見ている。

筆者想定どおり、ダウが弱含み(-200ドル安を超える下げ)となれば、来週の日経平均については、本日守った27,000円を割り込むことが予想される。

(一方、ダウ平均が下げ渋った場合は、目先の安値が来週に持ち越されたか、今夜で目先の安値をつけたか、いずれかとなり、おそらく前者だとは思うが、結果は時間経過の中でしかわからないことである)

ただ、足元の騰落レシオは76.32%、RSIは9日が25.26%、14日が44.72%と、RSI(14)を除いては売られ過ぎ圏入りしているため、目先的には自律反発が期待できる局面が近づいていると見ている。

上述のとおり、今夜のダウ平均の値動き次第の面はあるが、足元の動きからは日経平均の目先のボトムは8/23(月)~24(水)のいずれかで示現される可能性が高いと予想している。※当面の下値目途は上図(チャート)に付記

ただ、来週に見込んでいる反発は、依然として短期下落トレンド中のあや戻しであると見ており、反発は値幅・日柄ともに限定的(自律反発の終点は8/27~31?)となり、その後は9/3頃(9/3-6?)のボトムに向けて再下落すると予想していることは、かねて記しているとおりである。

なお、9月初めに想定される安値を26,200円と見た場合、27,000円は通過点となる可能性があり、警戒が必要な局面は継続していると見ている。


※21:00追記
上図は、昨日・本日の先物手口の取引枚数を抜き出したものであるが、本日のアムロ・ソシエテの手口が大幅に増えており、増分は「
取引参加者別取引高」から概ね先物クロス分と確認している。 この点からも来週は上下ともに急動意が起きやすいと思われる。

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