2021-08-10

今後の日経平均予想(8/10)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27888.15 +68.11
  TOPIX     1936.28 +6.94
  出来高     10.8億株 
  売買代金   2.60兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 48.03
           TOPIX    49.30  
・RSI(14) 日経平均 48.25
          TOPIX    50.94

・騰落レシオ   89.25




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


先週・土曜にアップした「ダウ週間予想」にて 「週明け続伸となっても小幅高にとどまるか、または反落も考えられる」と記したとおり、昨夜のダウ平均は-106ドル安と小幅反落となった。

ただ、ダウ平均のボリンジャーバンドでは、+1σで下げ止まっており、今夜以降、+1σを挟んだもみ合いが相当と見ている。

なお、後述するように、ダウ平均のストキャスティックスはもう一段の上昇余地を残していることから、同バンド+1を維持することができれば、先週末の最高値更新となる可能性を残している。


ダウ平均・MACDは、もみ合いとなっているが、同様にあと一段の上昇余地がある一方、ストキャスティックスについては75%を達成しており、微妙な局面にある。(仮に価格が上がらなくとも、足元の価格でのもみ合いとなればストキャスティックスは80%程度に上昇し、翌日以降に反落の可能性が生じる)


なお、昨夜の米国市場でダウ平均の上昇率に劣後していたS&P500の日足チャートでは、ストキャスティックスが買われ過ぎ圏の95.1%まで上昇しており、MACDについても、もみ合いから抜け出せないところである。


なお、ダウ平均・S&P500のRSI(14)は、それぞれ72.15%、77.28%と過熱圏入りしている。

殊に、ダウ平均・RSI(14)については、今年に入ってから70%に達した翌日~数日後に比較的大きな反落となっていることから、早ければ今夜、遅くとも今週末は警戒が必要と見ている。

なお、今夜のダウ平均予想については、上は100ドル高・下は50ドル~100ドル安を想定している。




 ナスダック総合指数

ナスダックについては、週末・金曜のダウ平均上昇とは対象的に利益確定売りに押されてことから、昨夜は買い戻しが入り、小幅高となった。

ボリンジャーバンドでは、+2σに近づくことはできなかったものの、+1σを維持しており、3営業日連続の+1σ維持と相まって、目先、堅調な展開を予感させる。

ただ、MACDについては、引き続き横ばいながら、上方向に勢いづく兆しが見えないことから、上値の伸びはあまり期待できないと見ている。






東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています) 


 ・ゴールドマン

 2,736枚の大口買い越しながら建玉は6,000枚程度と薄く、明日以降、さらに買いを積んでくるかが注目される。なお、直近はTOPIX先物の小幅売り越しが続いていたが、本日はTOPIX先物の大口買いとなっており、NT倍率低下での利益を見込む手口となっている。(日経平均は相対的に安く見ている?)

・Cスイス

-1,438枚の売り買い越しと、前日の買い越しを吐き出した恰好となっており、売り建玉を再度2万枚に乗せている。


・ソシエテ
643枚買の小幅買い越し。建玉も買い1,800枚と中立となっている。なお、先物クロスは3.3万枚と直近よりも厚みが出ているが、本日は日中値幅が大きかったためと見ている

・バークレイズ
 1,092枚買い越しとなっている。JPモルガンと並ぶ買い筆頭。

・野村
 -1,622枚の比較的まとまった売り越し。

・ABNアムロ
 先物は693枚の買い越し、オプションはロングコールの利益確定・プットの新規買いが目立っている。なお、先週末は要所ではショートプットの利益確定の買い戻しを図っており、下方向へ振りたい意向か?


 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
上述の先物参加者同様、本日日中の売り越しが目立っており、本日の高値28,100円を売った?と思われる、




日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は、現物寄り付き後に先物にまとまった買いが入り、一時300円近く上昇し、28,128円を示現したものの、その後は高値水準でもみ合った後、10時半頃より急速に値を消し、高値から220円下落した27,905円での前場引けとなった。

後場は27,850円~27,900円の保ち合いとなり、68円高・27,888円で引けた。

日経平均・日足チャートでは、今朝の上伸により200日線を超えたものの、25日線や7/16に空けた窓で頭を抑えられたと見ている。

(もっとも、短期下降トレンドは依然として進行中であり、直近の上昇はあや戻しに過ぎないと見ており、上値が伸びないことの事情はここにあると推測しているが・・・)



日経平均MACDは、本日、ゼロラインまでの上昇を遂げており、ストキャスティックスについては買われ過ぎ圏の入口となる75%に近づきつつあるため、あと一段の上昇余地を残している。

なお、東京市場の実勢をより現わしているTOPIXについては、本日、MACDがゼロラインを超えており、ストキャスティックスについては、高値保ち合いの上昇局面に移っており、今週末のSQを前に目先動向としては微妙な展開になりつつある。




目先的には、昨日掲載した短中期予想(左図がチャートイメージ=部分)に記したとおり、2/16高値30,714円を基準とした信用期日到来の安値が8/11-13に訪れる可能性が高いと見ている。

ただ、目先、日経平均が200日線27,950円を超え、25日線28,000円を捉えてきた場合には、週末SQ28,125円~28,250円の思惑が高まりやすい可能性が生じ、この場合にはSQ空け8/16-19に急落となる可能性がある。

逆に、メインシナリオどおり週末SQに向けて下押しとなった場合には、8/11-13(現時点では8/13?)に今週の想定下値目処27,300円~27,500円に到達し、その後、月末(8/27-31)までに、200日線または25日線までの戻りを試す展開に移ると予想している。


※19:00追記
目先、上下の二者択一のようなことを記したが、他の可能性として、週内は5日線・27,730円~25日線・28,000円の三角保ち合いとなり、その後、来週央に向けて動く可能性があり、むしろ、こちらが本命なのでは?と予想している。

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