2021-08-31

今後の日経平均予想(8/31)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28089.54 +300.25
  TOPIX     1960.70 +10.56
  出来高     12.3億株 
  売買代金  3.01兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 63.50
           TOPIX    65.41  
・RSI(14) 日経平均 50.36
          TOPIX    53.70

・騰落レシオ   99.38




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨日の記事にて「今夜のダウ平均については高値もみ合い(上下ともに小幅な値動き)を想定している」と記したとおり、昨夜のダウ平均は前日終値を挟んだもみ合いとなり、-55ドル安・35,399ドルと筆者予想どおり小安く引けた。

日足チャートでは、5日線を割り込むことなく引けたものの、僅か20ドルとギリギリ持ちこたえた感じである。

なおMACDはゼロラインから上での推移となっているが、もみ合い継続となっており、勢いは見られない


なお、ストキャスティックスについても、買われ過ぎ圏からの低下が続いており、現状においては低下に分があるように見える。。

また、ボリンジャーバンドでは+1σを上抜けない状態が6営業日続いており、今夜あたり、+1σを上抜けてこなかった場合には失望売りとなる可能性があると見ており、筆者が想定するメインシナリオに近づいていると思われる。


なお、S&P500、ナスダックが連日で最高値更新しており、ダウ平均との明暗を分けている。

このダウ平均、S&P500、ナスダックの高値日のズレは相場の変調を現しており、仮にこのまま高値日のズレが解消されることなく推移した場合、かなりの確率で米国市場が調整入りする可能性が高まる。





東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


・ゴールドマン

-1,176枚の比較的まとまった売り越し(利益確定)となっており建玉については、8,700枚と先週のピークから約5,000枚減少となった。

・Cスイス
1,423枚の大口買い越しにより、売り建玉が1.90万枚に縮小となった。

・ソシエテ
1,859枚の大口買い越しとなっているが、建玉は僅か1,500枚とほぼニュートラルとなっている。

・バークレイズ
299枚買い越しと様子見。JPモルガンに並ぶ買い筆頭。

・野村
 1,010枚の買い戻し。

・ABNアムロ
 先物は-4,140枚の大口売り越し、オプションはコール28500の大口買いが目立っているが、先物手口を考慮すれば逃げ足の速い資金か?


 
上記以外の先物参加者は次のとおり。

買い筆頭のJPモルガンは-1,376枚のまとまった売り越しとなっているが、他社は売り買い交錯。



日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は、朝方、先物の売り仕掛けにより-180円安・27,602円まで下落したものの、その後はダウ先物に売りが広がらなかったため、売り方の買い戻しにより徐々に買い優勢となり、後場は先物買い仕掛けにより急伸し、300円高・28,089円での大引けとなった。


なお。朝方の売りは、昨日記した「(昨日のザラバ下落に対する)半値戻し水準の148円高・27,789円で引けた」ことによる、目先の上値目処達成により売り仕掛けと思われる。

ただ、朝方の売り仕掛けについては、後場の強い買い仕掛けにより、買い戻しを余儀なくされ、その結果として日経平均が急伸となった可能性がある。

日経平均の上昇率1.08%に対し、TOPIXの上昇率が半分の0.54%に満たない点が幅広い買いではない可能性を示唆している。

したがって、一過性の上昇と見ているが、一段、水準が上がったことは確かであり、今夜の米国市場次第では、目先的には75日線・28,287円の可能性が生じている。

(米国市場は、ダウは小幅安となったが、S&P500、ナスダックが強かった分、余韻を引きずる可能性がある)

なお、日経平均・日足チャートでは、25日線・5日線を上抜いていることから、目先的には買い優勢となりやすいが、MACDの高止まりは中立要因ながら、ストキャスティックスが下向きから横ばいに変わりつつあり、買われ過ぎ圏でのもみ合いと見られ、持続的な上昇には結びつきにくいと見ている。



なお、TOPIXの日足チャートについても、直近高値を結ぶレジスタンスラインに頭を抑えられる可能性があり、MACD・ストキャスティックスともに買われ過ぎ圏に近づきつつある。


また、日経平均の目先動向としては、先物5分足での長めの陽線が目立つなど、一定の買い圧力の高さを感じることから、昨日記した「短期的な二番天井をつけた後(中略)いったん下に振ってくる」との予想に変わりない。

なお、ダウ平均については、上述の「ダウ平均予想」に記したように「ボリンジャーバンド+1σを上抜けない状態が6営業日続いて」おり、昨夜のS&P500、ナスダックの高値更新の余韻から一段の上昇となっても、その後は明晩のADP雇用統計や週末の米雇用統計を控えたポジション調整売りが出やすいことからも、ダウ平均の上値は限られると見ている。

筆者が毎日曜に更新している「日経平均予想イメージ」での高値日柄は以下のとおり本日・8/31までと予想しており、(本日後場の急騰は予想外だったが)日柄としては予想の範囲内と見ている。

なお、目先の日経平均の予想レンジについては、高値目処が27,900円~28,000円としてきたが、本日の上昇により75日線・28,287円の可能性が生じている。

また、高値日柄については、本日の上昇がドテン売り(鯨幕)とにれば日柄に変更はないが、もみ合いとなった場合には需給整理に2-3日程度を要すると思われ、想定日柄が後ろズレする可能性がある。

なお、週末の米雇用統計+3営業日を目処に下方に向かうとの予想については、多少後ろズレするかもしれないが、基本的な流れについては変らないとと見ている

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