2021-09-01

今後の日経平均予想(9/1)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28451.02 +361.48
  TOPIX     1980.79 +20.09
  出来高     10.8億株 
  売買代金  2.77兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 80.42
           TOPIX    82.05  
・RSI(14) 日経平均 57.32
          TOPIX    56.51

・騰落レシオ   99.31




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨夜のダウ平均は-39ドル安・35,360ドルの小幅安、売り買い交錯となったが、出来高が顕著に膨らんでいることから、利益確定売りが勝ったと見ている。



日足チャート・移動平均線は、昨日、ギリギリ持ちこたえた5日線を若干下回った。

昨夜の大商い(出来高増大)と考え合わせれば、今夜以降、弱気に傾く可能性が高いと想定される。



なおMACDはゼロラインから上での推移となっているが、やや勢いをなくしており、ストキャスティックスについても、買われ過ぎ圏からの低下局面にあると見ている。

また、ボリンジャーバンドでは+1σを上抜けない状態が7営業日続いており、今夜あたり、+1σを上抜けてこなかった場合には失望売りとなる可能性があると見ており、筆者が想定するメインシナリオに近づいていると思われる。


これらのことから、目先、ダウ平均は下振れ懸念があると見ており、直近の膠着により、週末が近づくに連れて値幅を伴う下落となる可能性があると予想している。




 ナスダック総合指数


かねてより、ナスダック総合指数は「ダウ平均に比べて相対的に強い」と記してきたとおり、-0.04%安と粘り腰を見せた。

ただ、MACD・ストキャスティックスともに買われ過ぎ圏に達しており、目先的にはスピード調整となってもむおかしくないと見ている。


また、ナスダックのRI(9)が88.88%と買われ過ぎ圏に達している点も短期的な過熱感解消に向かいやすいと見ている。

ダウ平均・ナスダックともに、小刻みな下落を繰り返すなら1週間程度の調整と想定するが、値幅を伴う調整となれば週末・週初に向けてスピード調整となる可能性が高いと予想している。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


・ゴールドマン

-1,525枚のまとまった売り越し(利益確定)となっており建玉については、約7,000枚と先週のピークから約6,000枚の減少となった。

・Cスイス
2,165枚の大口買い越し(買戻し)により、売り建玉が1.70万枚に縮小となった。

・ソシエテ
1,248枚の比較的まとまった買い越しとなっているが、建玉は引き続き3,000枚弱とほぼニュートラルの領域となっている。

・バークレイズ
-45枚売り越しと様子見(買い玉温存か?)。JPモルガンに並ぶ買い筆頭。

・野村
 昨日は1,010枚の買い戻しとなったが、本日は-2,831枚の大幅売り越しとなっている

・ABNアムロ
 先物は-2,141枚の昨日に続く大口売り越し、オプションはコール28500の大口買いが続いているが、同時にプット買いも目立ち始めている。


 
上記以外の先物参加者は次のとおり。

買い筆頭のJPモルガンは1,005枚の買い越しにより、買い建玉を4.27万枚に拡大している。一方、BNPパリバが-3,920枚の利益確定売りにより、建玉をニュートラルに近づけているほか、他社は買い優勢も相場追従の範囲内か?




日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて「目先的には75日線・28,287円の可能性が生じている」と記したとおり、本日の日経平均は、小幅高での寄り付き後、売り方の買い戻しに、アルゴの買いが加わって上値追いとなり、75日線・28,287円を超える28,451円での大引けとなった。

日経平均・日足チャートにおいては、本日の日経平均は2/16高値・30,714円高値から引く上値抵抗線上(もみ合いレンジ上限)に位置しており、今後の日経平均の動向を左右する重要な分岐点に差しかかっている。

本日の終値は2/16高値から8/20安値の38.2%戻しを達成していることから、仮に、明日、28,500円を超えて引けた場合には、可能性としては半値戻しの28,800円付近への到達の可能性がある。


ただ、MACD・ストキャスティックスの現在値が買われ過ぎ圏にあることや、上述のとおり米国市場については短期的な過熱感を帯びていると見ていることから、足元での2/16高値以降に続いていた保ち合いレンジのブレイク(上抜け)については先送りになると見ている。(いったん下方に振り、需給整理に移る?)

なお、TOPIXの日足チャートおいては、2/16高値以降のレジスタンスラインをブレイクしてきたことから強気に傾きたくなる気持ちはあるものの、日経平均との高値日のズレが生じる可能性が残っていることから、過度に強気に見るのも危ういと考えている。


また、冒頭の「相場概況」に記したとおり、RSI(9)が買われ過ぎ圏の80%超となっていることから、短期的な一服局面が近いと予想している

したがって、現時点における日経平均予想としては、目先的には一段高の可能性も否定できないが、先物手口からは積極的に上を狙う雰囲気は弱く、ここからの上値追いは限定的となり、引き続き週末の米雇用統計+3~5営業日を目処に下方に向かうとの予想を据え置いている。

なお、足元は分足ベースでの急激な買い仕掛けに見るように、先物・オプション参加者薄の中、中期レンジを意識した値幅取りが行われていると見ており、(9月SQ通過後に?)再度27,000円のレンジ下限を試す可能性もあり得ると予想している。

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