2021-09-02

今後の日経平均予想(9/2)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28543.51 +92.49
  TOPIX   1983.57 +2.78
  出来高     10.5億株 
  売買代金  2.64兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 93.79
           TOPIX    94.08  
・RSI(14) 日経平均 59.33
          TOPIX    56.50

・騰落レシオ   102.98




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨日の記事にて「(ダウ平均は)今夜以降、弱気に傾く可能性が高い」と記したとおり、昨夜のダウ平均は-48ドル安・35,312ドルの小幅下落となった。

日足チャートでは、僅かながら5日線を割り込み、25日線へと接近している。


なおMACDはゼロラインから上での推移となっているが、もみ合いによるラウンドトップを形成しつつある。

ただ、ストキャスティックスが半値押し水準まで低下しており、仮に、売られ過ぎの25%への接近ではいったん反発することが想定され、25%への接近とMACDのゼロライン接近が同時に起きた場合には、いったん自律反発に向かうことが想定される。

ボリンジャーバンドでは+1σを割れて基準線に近づいてきており、目先、基準線の攻防となることが予想される。


したがって、目先、筆者想定どおりダウ平均が弱含みとなっても、MACDのゼロライン到達と、ストキャスティックスの売られ過ぎ、ボリンジャーバンド・基準線の攻防が同時に起こる可能性が高いと見ている。

そのため、この場面では反発となる可能性が高く、値幅を伴う調整は、いったんの自律反発以降の可能性があると予想している。

一方、MACDがゼロラインを割り込み、下方推移となった場合(週末の米雇用統計の反応次第)では、一気に75日線タッチへの下落もあり得ると見ている。



 ナスダック総合指数

昨夜のナスダック総合指数は0.33%の上昇となったが、ローソク足は短い上ヒゲを持つトウバとなり、やや買い疲れを感じる。


MACDも5月以来の高値圏に到達しており、ストキャスティックスは天井圏の張り付きが続いており、日柄的にも一服が近いと見ている。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


・ゴールドマン

-1,851枚の昨日に続くまとまった売り越し(利益確定)となっており建玉については、約5,000枚と先週のピークから約4,000枚の減少となった。

・Cスイス
372枚の小口買い越し(買戻し)にとどまる様子見となっている。

・ソシエテ
1,361枚の昨日に続く比較的まとまった買い越しとなっているが、建玉は引き続き4,000枚程度とほぼニュートラルの領域となっている。なお、本日はTOPIX先物を買い戻している。

・バークレイズ
1,153枚買い越しにより、買い建玉を再度3万枚に乗せている。JPモルガンに並ぶ買い筆頭。

・野村
 -154枚の売り越しと様子見姿勢となっている

・ABNアムロ
 先物は1,611枚の買い越し、オプションは足元の価格帯のプット買いが目立っている。


 
上記以外の先物参加者は次のとおり。

買い筆頭のJPモルガンは-70枚の売り越しと様子見により、買い建玉4.27万枚を維持している。一方、BNPパリバが昨日の-3,920枚に続く-1,866枚の利益確定売りにより、建玉をニュートラルに近づけている、なお、他社は小口の取引に終始している。





日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて「先物手口からは積極的に上を狙う雰囲気は弱く、ここからの上値追いは限定的・・・」と記したとおり、本日の日経平均は、先物ナイトの28,600円台への上昇を受けて高寄りで始まったものの、寄り直後に先物へのまとまった売りによって値を消し、28,412円まで下落した。

日経平均・日足チャートにおいては、MACD・ストキャスティックスが買われ過ぎ圏にあることに加えて、RSI(9)についても、日経平均93.79%、TOPIX94.08%と短期的な過熱感を帯びていることから、目先は弱含みの展開になるとの予想に変化はない。


なお、日足ベースでは現在価格は主要移動平均の上に位置していることから、短期的な需給は上優位の見方ができるものの、週足ベースでは26週線・28,659円に頭を抑えられている。

(今朝の日経平均が28,600円台で上値を抑えられたのも、26週線の影響が大きいと見ている)


なお、週足での移動平均線については、26週線が最も上位となっており、次が13週線-6週線-52週線の順と、需給が入り乱れており、正常化には、しばらくの時間が必要と見ている。

したがって、今後の日経平均予想としては、引き続き、ここからの上値追いは限定的となり、弱含みの展開になると見ており、「ダウ平均予想」に記した「(ダウの)ストキャスティックス25%への接近とMACDのゼロライン接近」では、日経平均もいったん自律反発に向かうことが想定される。

一方、ダウ平均のMACDがゼロラインを割り込み、下方推移となった場合(週末の米雇用統計の反応次第)では、日経平均も米雇用統計+3~5営業日を目処に下方に向かうと予想している。

値ごろ的には、筆者想定どおり明晩の米雇用統計が鬼門となった場合、明晩+一日程度で下げ一巡となるケースがまず考えられ、この場合には75日線・28,301円または13週線・28,113円が下値目処と見ている。

一方、米雇用統計通過後(+3~5営業日)に下値を試す場合には25日線・27,741円、52週線27,440円などが目先の下値目処になると見ているが、いずれの場合も自律反発後は、再度の下押しになりやすいと予想している。

スポンサーリンク