2021-09-03

今後の日経平均予想(8/3)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29128.11 +584.60
  TOPIX    2015.45 +31.88
  出来高    12.4億株 
  売買代金 3.28兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 94.14
           TOPIX    93.95
・RSI(14) 日経平均 75.36 
          TOPIX    71.58 

・騰落レシオ   106.81




【日米市場の現況と今後の予想



 ダウ平均


昨夜のダウ平均+131ドル高・35,443ドルの上昇となった。

日足チャートでは、前日割り込んだ5日線を回復したものの、直近のもみ合い水準の範囲内であり、指数の上昇幅ほどには強さは感じない。


なおMACDは、引き続きゼロラインから上での推移となっているが、もみ合いから抜け出していない。

また、ストキャスティックスについては、半値押し水準での中段保ち合いに移行している。

ストキャスティックスの性格上、保ち合い後は足元の勢いを引きずることが多く、今晩の米雇用統計以降は低下方向に動くと予想する。

なお、仮にストキャスティックスがいったん回復方向に動いたとしても、下降の勢いは継続し、テクニカルリバウンド後に売られ過ぎ圏へと低下すると思われる。

また、ボリンジャーバンドは引き続き+1σを超えることができない状態が続いており、直近はダウ平均の出来高も減少していることから、今夜の米雇用統計通過後は出尽くし感と週末要因から下落しやすいと見ている。





 ナスダック総合指数


昨夜のナスダック総合指数は0.14%高の小幅上昇となった。

ローソク足は前日のトウバに続く短い下ヒゲを持つ十字足に近い足型となり、気迷いムードを感じる。


MACDも5月以来の高値圏に到達しており、ストキャスティックスは天井圏の張り付きが続いており、日柄的にも一服が近いと見ている。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
 

・ゴールドマン

-3,631枚の売り越しと3営業日連続でのまとまった売り越し(利益確定)となっており建玉については、約1,600枚買いと先週のピークから約7,600枚の減少となり、ほぼ中立となった

・Cスイス
-339枚の小口売り越しにとどまり、津の本日の上昇に足しては様子見となっている。

・ソシエテ
1,586枚の3営業日連続での比較的まとまった買い越しとなっているが、建玉は引き続き6,000枚程度と、買いは膨らんでいない。

・バークレイズ
3,683枚買い越しにより、買い建玉を再度3.4万枚に乗せている。JPモルガンに並ぶ買い筆頭。

・野村
 856枚の小口売り越しと様子見姿勢となっている

・ABNアムロ
 先物は-1,909枚の買い越し、オプションはショートコール29000の大口買戻しが目を引くものの、コールショート・プットロングも目立っており、急激な上昇に対して警戒感がある?

 
上記以外の先物参加者は次のとおり。

買い筆頭のJPモルガンは-1,107枚のポジション調整的な売り越し(利益確定売り)となっているほか、BNPパリバが-5,491枚の大口売り越しと連日の利益確定売りとなっている。



日経平均の予想コメント 


本日前引けの日経平均は28,787円。ここまでは一昨日記した「半値戻しの28,800円付近への到達の可能性がある」との想定の範囲内であったが、昼休み中に管総理が自民党総裁選に立候補しない意向が伝わり、日経平均(先物)は一気に29,000円を超え、29,172円まで上昇した。

昨日の先物手口においても一部外資系証券の買いが目立っていたが、このような事態を想定していたのかもしれない。

ただ、本日の先物手口を見る限り、本日の高騰により買い仕込んでいた筋はいったん利喰いしたように見受けられ、ここから上を買い上がる筋がいるかどうかは疑問である。

また、日米ともに・日足チャートでは、MACD・ストキャスティックスともに買われ過ぎ圏に到達している


RSI(9)も過熱感を示唆する90%を超えており、筆者メインシナリオとしては、これまで記してきたとおり短期的な調整入りが近いと見ているが、米雇用統計の結果自体では、本日の大幅高による好需給(売り方の買い戻し加速)を背景とした上値追いも考えられる。

これで今夜の米雇用統計通過後の反応がますます重要になってきた。

ただ、順当な値動きとしては、米雇用統計での波乱がなければ、来週初は今週の好地合いを引き継ぐことが想定されるものの、早ければ週央あたりからは買い一巡感による調整の動きになりやすいと見ている。

(米雇用統計で波乱があれば、いったん下押し後、来週末の東京市場SQに向けて高くなる場面もあるだろうが、短期需給に振られて下押す場面もあると思われる)

ただ、初押しは買いの格言もあるとおり、短期的には再来週末の米メジャーSQに向けて二番天井をつけに来ると見ている。

なお、値ごろについては今晩の雇用統計通過後の米国市場動向を見てから考察することとしている。

※21:40追記
やはり米雇用統計は低調な結果となった。平均時給が堅調であったため、実質的にはプラマイゼロであるが、印象としてはあまりよくない。

ダウ先物は前日終値でもみ合っているが、この後、23:00発表のISM非製造業景況指数のコンセンサスが前月比低下であるだけに、下振れの場合には週末要因も加わって利益確定の流れになると思われるが…。

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