【本日の相場概況】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 29452.66 -91.63 TOPIX 2030.16 -8.13 出来高 15.5億株 売買代金 4.39兆円 ・RSI (9) 日経平均 29.88 TOPIX 31.67 ・RSI(14) 日経平均 39.95 TOPIX 40.90
・騰落レシオ 122.99
日経平均 29452.66 -91.63
TOPIX 2030.16 -8.13
出来高 15.5億株
売買代金 4.39兆円
・RSI (9) 日経平均 29.88
TOPIX 31.67
・RSI(14) 日経平均 39.95
TOPIX 40.90
・騰落レシオ 122.99
【日米市場の現況と今後の予想】
ダウ平均
昨夜のダウ平均は、ザラバ高値+280ドル高程度まであったが、引け前に売られ、90ドル高・34,390ドルの小幅反発にとどまった。
仮に、今夜のダウが昨夜の雪辱を果たせば、目先、自律反発に向かうことが想定されるが、逆に売られて終わるようだと、MACDの陰転が明確になる可能性があり、反発も限定的で、チャートに付記した下値ラインまで調整する可能性がある。
ボリンジャーバンドでは、バンド自体が下向きに変化しており、急騰の出現により攻守逆転する以外は、下向きの力が働きやすく、-2σに向かって調整色を強める可能性がある。
ナスダック総合指数
あっさとり75日線を割れており、MACDも下値模索の時間帯に入っていると思われることから、チャートに付記した各ラインが下値目処になると見ている。なお、下図は毎土曜に更新している「ダウ平均予想イメージ」に実際の値動き(チャート)を重ねたものであるが、直近の急落はほぼ想定どおりとなった。
今後は、上下動はあるものの、10/12付近のボトムに向けて調整していくと予想している。
東京市場・日経平均
あっさとり75日線を割れており、MACDも下値模索の時間帯に入っていると思われることから、チャートに付記した各ラインが下値目処になると見ている。
なお、下図は毎土曜に更新している「ダウ平均予想イメージ」に実際の値動き(チャート)を重ねたものであるが、直近の急落はほぼ想定どおりとなった。
今後は、上下動はあるものの、10/12付近のボトムに向けて調整していくと予想している。
先物・オプション手口集計・考察
・ゴールドマン
- 1,400枚の買い越しにより、引き続き直近の売り建玉の利益確定に動いている。
・Cスイス
-723枚の小口売り越しにより、売り建玉をやや拡大している。
バークレイズに次ぐ買い筆頭のJPモルガンは965枚の小口買い越し。その他の主体については売り越しが目立っている。
・ABNアムロのオプション手口
プット29500の大口買い。ただ、コール売りは見られず、目先の手口か? いずれにせよ、今後の注目となる。
日経平均の予想コメント
本日の日経平均はダウ平均の上昇により先物ナイトの終値が高く返ってきたため、朝高後に昨日の安値買い組みの先物売りに押され、想定していた自律反発は15分ベースの小規模なものにとどまった。
ザラバ安値は29,311円と、昨日の安値とほぼ同水準。
日経平均終値は-91円安・29,452円。
日経平均・日足チャートでは、昨日までサポートされていた25日線がせり上がったため、25日線割れとなったことに加えて、MACD・ストキャスティックスともに再度下方向に動き始めており、昨日よりも陰転が明確になりつつある。
本日の日経平均はダウ平均の上昇により先物ナイトの終値が高く返ってきたため、朝高後に昨日の安値買い組みの先物売りに押され、想定していた自律反発は15分ベースの小規模なものにとどまった。
ザラバ安値は29,311円と、昨日の安値とほぼ同水準。
日経平均終値は-91円安・29,452円。
日経平均・日足チャートでは、昨日までサポートされていた25日線がせり上がったため、25日線割れとなったことに加えて、MACD・ストキャスティックスともに再度下方向に動き始めており、昨日よりも陰転が明確になりつつある。
ただし、25日線自体の上向きの傾斜は維持されており、このまま下値を試す展開にはなりにくく、目先は、昨日記したとおり自律反発を試す局面に移る可能性があると見ている。
この場合、目先の上値目処としては5日線・29,950円が意識されるが、25日線と5日線の間での保ち合い相場になりやすいと見ているが、米国市場動向に弱さを感じているため、レンジ上抜けの可能性は小さいと見ており、来週前半~中盤には再度下落に向かうと予想している。
(米国市場も目先は戻りを試すものの、来週末の米雇用統計に向けてポジション調整の売りが入りやすいと見るからである)
この場合、目先の上値目処としては5日線・29,950円が意識されるが、25日線と5日線の間での保ち合い相場になりやすいと見ているが、米国市場動向に弱さを感じているため、レンジ上抜けの可能性は小さいと見ており、来週前半~中盤には再度下落に向かうと予想している。
(米国市場も目先は戻りを試すものの、来週末の米雇用統計に向けてポジション調整の売りが入りやすいと見るからである)
また、僅かながら、本日、25日線割れとなったことから、29,000 円~29,500円(本日・前日の安値29,300円処)での下げ止まりはやや厳しくなったと見ている。
また、僅かながら、本日、25日線割れとなったことから、29,000 円~29,500円(本日・前日の安値29,300円処)での下げ止まりはやや厳しくなったと見ている。
したがって、目先は、ジグザグ波を描きながら10月中旬のボトムに向けて下落していくと見ているが、下値目処については、心理的な節目・29,000円、直近上昇幅の50%押し・28,870円のほか75日線・200日線が位置する28,600円が次の下値目処と推測される。
したがって、目先は、ジグザグ波を描きながら10月中旬のボトムに向けて下落していくと見ているが、下値目処については、心理的な節目・29,000円、直近上昇幅の50%押し・28,870円のほか75日線・200日線が位置する28,600円が次の下値目処と推測される。