※今週は、試験的な試みとして、先物手口と日経平均予想を記事の末尾に追記してきましたが、下方に長くなったため新規記事を起こしています。
【10/21の相場概況及び先物手口】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 28708.58 -546.97
TOPIX 2000.81 -26.86
出来高 10.4億株
売買代金 2.44兆円 ・RSI (9) 日経平均 62.90 TOPIX 63.41 ・RSI(14) 日経平均 49.28 TOPIX 53.39
・騰落レシオ 74.18
日経平均 28708.58 -546.97
TOPIX 2000.81 -26.86
出来高 10.4億株
売買代金 2.44兆円
TOPIX 2000.81 -26.86
出来高 10.4億株
売買代金 2.44兆円
・RSI (9) 日経平均 62.90
TOPIX 63.41
・RSI(14) 日経平均 49.28
TOPIX 53.39
・騰落レシオ 74.18
先物・オプション手口集計・考察
先物・オプション手口集計・考察
データの集計方法の詳細 → こちら
前日・前々日と同じく、売り越し中のゴールドマン・Cスイスが買い戻しを入れ、買い筆頭のバークレイズが利益確定売りを入れている。また、売り大手の野村が売り乗せていることも同様。
なお、小幅売り越していたソシエテはまとまった買い越しにより、プラ転となっている。
また、買い方のJPモルガンが約1,000枚のまとまった買い(押し目買い)を入れているほかは、売り方は売り越し、買い方は買い越しと現ポジションの継続が目立っている。ただし、手口としては小口にとどまっている。
なお、国内勢はみずほ証券が大口売り越しにより売り越し建玉を拡大しているほかは小口の取引にとどまっている。
日経平均の予想コメント
データの集計方法の詳細 → こちら
前日・前々日と同じく、売り越し中のゴールドマン・Cスイスが買い戻しを入れ、買い筆頭のバークレイズが利益確定売りを入れている。また、売り大手の野村が売り乗せていることも同様。
なお、小幅売り越していたソシエテはまとまった買い越しにより、プラ転となっている。
また、買い方のJPモルガンが約1,000枚のまとまった買い(押し目買い)を入れているほかは、売り方は売り越し、買い方は買い越しと現ポジションの継続が目立っている。ただし、手口としては小口にとどまっている。
なお、国内勢はみずほ証券が大口売り越しにより売り越し建玉を拡大しているほかは小口の取引にとどまっている。
日経平均の予想コメント
昨日の昼前の急落について「市場は利益確定のきっかけを捜していたと思われる」と記したとおり、本日は昨日の軟調を引きずる形で朝から先物にもとまった売りが入り、寄り付き後の10分程度で日経平均を200円程度押し下げた。
また、昼過ぎからは戻りの鈍さから売り仕掛けが入り、日経平均は前引けから300円の急落となり、日経平均終値は-546円安・28708まで売り込まれた。
ただ、昨日も以下のとおり、目先の弱含み懸念を記した筆者予想どおりの展開となった。
>ストキャスティックスに加えて、RSI(9)が80%と買われ過ぎ圏に入っており。引き続き、目先は直近上昇の過熱感を冷ます下落を想定している…(以下、昨日の追記記事を参照)
やはり、日経平均(TOPIXも同様に)、短期テクニカル指標に過熱感が出始めていることや、先頃から記している個人信用買いの増加や、年金・投信・個人現金が売りを出していることを初め、7-9月決算発表を前にして買い進む動きにはなりずらい環境にあることが日経平均の弱含みの要因となっている。
ただ、本日の下落によって、筆者想定の第一下値目途とした挙げた200日線・28,800円を達成し、時間外には第二下値目途として挙げた直近上昇の38.2%押しと75日線が合致する28,500円を達成しており、この先はいったん戻りを試す展開となる可能性がある。(詳細後述)
なお、昨夜のダウ平均はザラバベースで最高値を更新しており、ボリンジャーバンドでは+2σのバンドウォークとなっていることから、(目先的には+1σまでの調整の可能性があるものの) 日経平均も米国市場の連れ安が起こりにくい状況にあると見ている。
したがって、日経平均についても、本日及び時間外での28,500円達成により直近の過熱感が冷まされており、目先的にはスピード調整完了が近づいていると見ている。
冒頭の相場概況に記したように、騰落レシオが70%台の売られ過ぎに達しているほか、RSI(14)が50%台の低位にあることから、売られ過ぎが意識されると想定される。
なお、目先的なメインシナリオとしては、日本郵政株の売り出し価格が決定する(通例では売り出し価格決定期間の初日である)10/25(月)付近で日経平均は安値をつけた後、しばし堅調に推移すると思われるが、衆議院選挙投開票日が開けた11/1(月)以降は、再度売られる展開となる可能性がある。
一方で、サブシナリオとして38.2%押しと75日線が合致する28,500円で下げ止まらなかった場合には、心理的節目28,000円~半値押し・28,300円付近、同11/1(月)付近がスピード調整完了の値ごろ・日柄として有力と予想している。
昨日の昼前の急落について「市場は利益確定のきっかけを捜していたと思われる」と記したとおり、本日は昨日の軟調を引きずる形で朝から先物にもとまった売りが入り、寄り付き後の10分程度で日経平均を200円程度押し下げた。
また、昼過ぎからは戻りの鈍さから売り仕掛けが入り、日経平均は前引けから300円の急落となり、日経平均終値は-546円安・28708まで売り込まれた。
ただ、昨日も以下のとおり、目先の弱含み懸念を記した筆者予想どおりの展開となった。
>ストキャスティックスに加えて、RSI(9)が80%と買われ過ぎ圏に入っており。引き続き、目先は直近上昇の過熱感を冷ます下落を想定している…(以下、昨日の追記記事を参照)
やはり、日経平均(TOPIXも同様に)、短期テクニカル指標に過熱感が出始めていることや、先頃から記している個人信用買いの増加や、年金・投信・個人現金が売りを出していることを初め、7-9月決算発表を前にして買い進む動きにはなりずらい環境にあることが日経平均の弱含みの要因となっている。
ただ、本日の下落によって、筆者想定の第一下値目途とした挙げた200日線・28,800円を達成し、時間外には第二下値目途として挙げた直近上昇の38.2%押しと75日線が合致する28,500円を達成しており、この先はいったん戻りを試す展開となる可能性がある。(詳細後述)
なお、昨夜のダウ平均はザラバベースで最高値を更新しており、ボリンジャーバンドでは+2σのバンドウォークとなっていることから、(目先的には+1σまでの調整の可能性があるものの) 日経平均も米国市場の連れ安が起こりにくい状況にあると見ている。
冒頭の相場概況に記したように、騰落レシオが70%台の売られ過ぎに達しているほか、RSI(14)が50%台の低位にあることから、売られ過ぎが意識されると想定される。
なお、目先的なメインシナリオとしては、日本郵政株の売り出し価格が決定する(通例では売り出し価格決定期間の初日である)10/25(月)付近で日経平均は安値をつけた後、しばし堅調に推移すると思われるが、衆議院選挙投開票日が開けた11/1(月)以降は、再度売られる展開となる可能性がある。