2021-10-26

今後の日経平均予想(10/26)





1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29106.01 +505.60
  TOPIX     2018.40 +22.98
  出来高     11.4億株 
  売買代金  2.57兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 68.90
           TOPIX       68.71
・RSI(14) 日経平均 70.31
          TOPIX     69.03

・騰落レシオ   78.52


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


ABNアムロは利益確定売り、GSは買戻しを余儀なくされている。また、昨日、プラ転となったCスイスは小幅売り越しとなっており、買い筆頭のバークレイズも小口の売りを出している。

なお、6,700枚の巨額売り越しとなった野村は小口買い越し。


また、買い方のJPモルガンは小口買い越しとなっており、売り玉を抱えている海外勢(ただし、売り玉は限定的)はGS同様に買戻しを余儀なくされている。

国内勢は、引き続き、みずほ証券が野村同様に売り越しとなっている一方で、SBIが大口買い越しとなっている。





 ABNアムロのオプション手口


ショートプット29000の大口利益確定買戻しとなっているものの、ロングコール29000は手つかずであり、引き続き上目線の模様。





3. 日経平均の予想コメント 


先週・金曜夕刻の記事にて「来週月曜の日経平均(TOPIX)は軟調な展開となる可能性がある」「目先的にはスピード調整完了が近づいている」の筆者予想どおり、昨日の日経平均は軟調な展開となり、本日はすかさず切り返す展開となった。

また、値幅的にも、本日の日経平均終値・29,106円は、日曜にアップした「週間予想」にて「日経平均は翌・火曜には25日線・29,040円~29,100円付近まで上昇する」との予想どおりの結果となった。


(週間予想では、この29,040円~29,100円レンジを週の高値水準と記したが、ナスダック総合指数が前日の下落幅を上回る反発となったことから、週内の高値が切り上がる可能性がある)

日経平均・日足チャートでは、ストキャスティックスが売られすぎ圏から反転しており、MACDについてもゼロラインでの下げ渋りから切り返しを見せていることから、反発継続がメインシナリオと見ている。

ただ、目先的には米国市場の弱含みが想定されることから、日経平均についても、(セオリー通りであれば)ここから一段高後に小休止が入る可能性があると見ている。

週末の衆議院選挙については、昨日の記事どおり、参議院補選・静岡選挙区は参考例とはならず、自民議席減はやむを得ないものの惨敗の可能性は少ないと見ており、週末の衆議院選挙での自民劣勢を懸念した売りが入れば、日経平均は来週にも29,500円を回復すると予想している。

スポンサーリンク