2021-11-16

今後の日経平均予想(11/16)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29808.12 +31.32
  TOPIX     2050.83 +2.31
  出来高     11.9億株 
  売買代金  2.70兆円 

  
・RSI (9) 日経平均    58.64     
           TOPIX      58.38         
・RSI(14) 日経平均   62.10         
          TOPIX       58.48

・騰落レシオ   89.18



2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


売り越し建て玉のゴールドマンは小口ながら先週末に続き買い戻しを入れているものの、売り建玉は約一万枚の残は変らず。

なお、先週末SQにていったん中立に戻したソシエテは、小口売りを継続している。

買い越し筆頭のバークレイズは引き続き小口利益確定売り。

売り筆頭の野村が2,000枚の大口売り越しとなっている。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは引き続き1,200枚のまとまった買い越しとなっている一方で、昨日、800枚程度の買い乗せとなった三菱UFJモルガンは、昨日の買い分の利益確定売りとなっており、売り買い交錯と言ったところ。

なお、国内勢は大口売り越し中のみずほが2,000枚の積極的な買戻しを入れており、個人比率が高いと思われるSBIは1,000枚のまとまった買い越しとなっている。



 ABNアムロのオプション手口

先物売り同様に下優位のオプション手口となっている。
一方、ソシエテは上優位の手口となっているが、上述のとおり先物は売り越し。




3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が-12.86ドル安と小安く引けたことから、弱含みで始まったものの、午前11時前の上海・香港株の急伸に伴って、一時29,960円高値と3万円に迫った。

ただ、ダウ先物が連れ高とならなかったことから、日経平均は急速に萎み、終値は31円高・29.808円にとどまった。

今のところ、日経平均は取引時間が上海・香港市場と重なるため、一時的には反応するものの、基本的には、再度、米国のミラー相場になっていると見ている。

これはおそらく、昨日時点の日経平均EPSが2,082.29円、同PERが14.3倍と日経平均がほぼ適正水準にあることから、米国市場の景気動向に反応する形になっているためと思われる。

(また、上海・香港株ともにストキャスティックスが買われ過ぎ圏に達していることから、目先的には一服が想定されることも、連れ高にはなりにくい要因と見ている)

なお、昨夜のダウ平均は終盤に36,035ドル安値をつけた後、引け際の買い戻しに救われ36,087ドルまで戻っており、昨夜の36,000ドルが目先の押し目となって戻りを試すか、引き続き36,000ドル割れを狙う売り圧力が勝るかの分水嶺にある。

ただ、ダウ平均36,260ドル付近にはボリンジャーバンド+1σが控えており、昨夜は同+1σに頭を抑えられて終盤の36,000ドルに向かっているため、どちらかと言えば、引き続き売り圧力が続く可能性が高いと見ている。

なお、ダウ平均の下値については、深押しの場合で35,500ドル程度、浅押しであれば35,800ドル程度と予想しており、下押し幅も限定的と見ている。

したが,って、ダウ平均の下値は昨夜の終値から300ドル~600ドル程度下方となり、日経平均に当てはめれば29,200円~29,400円が目先の下値目処と推測される。

この価格帯は昨日記した(筆者が下値サポートラインと見ている)6週線29,300円とも合致しており、整合性も高いと見ている。

日柄的には、ダウ平均は金曜の179ドル高の勢いが残っていることから、1日~3日程度は高値もみ合いが続く可能性があると見ており、日経平均についても、今週央~週後半までは29,700円~29,900円での推移が続く可能性があると予想している。

したがって、(繰り返しとなるが)日経平均の目先は高値もみ合い、その後、ダウ平均の反落に合わせて連れ安と予想しているが、日経平均6週線が29,300円前後が下値目処と思われ、米国主要3指数の反発に合わせて年末高に向かう可能性をメインシナリオと予想している。

一方、日経平均が29,300円で下げ止まらなかった場合には、かねて記しているとおり25日線・29130円、心理的節目・29,000円、75日線・26週線などが位置している28,800円が順次下値として意識される可能性があることに留意したい。

いずれにしても、週後半~月末・月初付近に向けては弱気の展開を想定しているが、想定下値を達成した場合にはスピード調整完了により、その後急伸の可能性があると見ている。

スポンサーリンク