2021-11-19

今後の日経平均予想(11/19)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

日経平均  29745.87 +147.21
TOPIX   2044.53 +9.01
出来高   11.9億株 
売買代金  2.92兆円 
  
・RSI (9) 日経平均    58.19     
           TOPIX     54.93           
・RSI(14) 日経平均   64.71            
          TOPIX      61.10 

・騰落レシオ   90.66 


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


売り越し建て玉のゴールドマンは小口買戻し。

昨日、-2,550枚の大口売り越しとなったソシエテは約半数の978枚を買い戻して週を終えた。

野村は585枚の買い越し。※昨日、9,700枚売り越しとお伝えした野村はナイト・立ち合い外の同数の買い建てを算入しておらず、実数は-526枚の小幅売り越しでした。お詫びして訂正いたします。

また、買い筆頭のバークレイズは引き続き-897枚のまとまった利益確定売りとなっている。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは1,052枚の買い増しとなっている一方で、売り建玉のBNPパリバは約1,000枚の売り越しとなっており、強弱感が対立している。



国内勢は大口売り越し中のみずほが-783枚の売り越しとなっているほか、他の国内勢においてもやや売り越しが目立っている。





 ABNアムロのオプション手口

コール売り・プット買いと、やや極端な下優位の手口となっている。

一方、ソシエテは、大口の30250コール買い・29500プット売りを入れており、上下に大きく動くボラタイルな展開となる可能性がある。







3. 日経平均の予想コメント 

昨夜のダウ平均については「続落にはなりにくい」と見ていたが、寄り付きから大きく下落した後に戻り基調となったものの、前日比プラス圏には浮上せず、-60ドル安・35,870ドルでの大引けとなった。

前日、ダウ平均の足を引っ張ったゴールドマンが続落したほか、アメリカン・エキスプレスが-1.89%の大幅安となるなど、バリュー株が冴えない動きとなったことがダウ平均の弱含みの要因となった

(一方、S&P500やナスダック総合指数は0.34%高・0.45%高とまずまずの展開となっており、ダウ平均で見るほど市場の雰囲気悪化は感じられない)

なお、ダウ平均・日足チャートでは25日線を大きく割り込んだものの、その後の反発によって、下ヒゲ十字足を描いて25日線まで戻っており、今夜については昨夜の反発の勢いを持続しやすいことや、週末要因から戻りを試す展開になりやすいと見ている。

ただ、下向きの5日線がすぐ上に控えていることや、MACDがゼロラインを割り込んできていることから、目先的には、再度25日線を割り込む二番底確認の可能性があると予想している。

値ごろ的には、昨夜のダウ平均安値は35,656ドルと、筆者想定の第一下値目処・35,800ドルを達成し、第2下値目処・35,500ドルまで150ドルに迫っていることから、ほぼ達成されたか、再度35,500ドルを試すかのいずれかと見ている。


なお、日経平均については、昨夜の先物ナイトにて29,420円安値からの反発の勢いを引継ぎ147円高・29,745円と堅調な展開となった。

このあたりは。昨日の記事にて「…安値圏での売りが取り残された可能性があり、目先的には下げづらくなった」と記したとおりの展開になったと見ている。

ただ、日経平均・日足ストキャスティックスは買われ過ぎ圏からの下降途中にあることから、素直な上昇とはならず、いったんは売られる展開になると予想している。

値ごろとしては、かねて記しているとおり、6週線が第一下値目処と見ているが、6週線については算出手法上、今週の29,300円から来週は29,400円にせり上がるため、29,300円~29,400円を需給上の第一下値目処と想定している。

なお、来週初めの25日線は29,330円と本日より30円上昇することも、29,300円での堅さが試されると見ている。

(ただ、昨日の強力・買い上がりの反動が生じた場合には、瞬間的な29,000円接近もあり得ると予想している

なお、今後の日経平均については、今回の斑模様の2Q決算では材料不足感があると見ていることから3万円を超えての推移は難しいと見ており、基本的に、3Q決算または来期の見通しが明らかになる2月~5月までは29,000円~30,000円±200円のレンジ相場での値幅取りが続くと見ている。

ただ、需給変化によるレンジ修正があった場合は29,500円~30,500円、または28,500円~29,500円レンジに変わる可能性があり、来年初めには後者を試す可能性があると見ている。

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