2021-11-25

今後の日経平均予想(11/25)





1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29499.28 +196.62
  TOPIX     2025.69 +6.57
  出来高     9.6億株 
  売買代金  2.11兆円 
  

・RSI (9) 日経平均    57.00  
           TOPIX      56.28  
・RSI(14) 日経平均   43.96              
          TOPIX        39.82  

・騰落レシオ   79.94

 


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら

ABNアムロが前日の4,700枚買い越しから一転-4,200枚の売り越しとなっているが、後述するとおりオプションにて反対取引を行っており、単純な利益確定売りではない可能性がある。

一方、直近で買い越しとなっているCスイスは1,100枚の買い越し、買い筆頭のバークレイズは小口売り越しのポジション調整となっている。

なお、野村が3,300枚の買戻しとなっている。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは870枚の買い越し、BofAも1,700枚の買い越しと、買いが目立っている。

国内勢は、売り越し中のみずほが-2,800枚の大口売りしなっている。

なお、昨日、押し目買いとなった楽天・SBIが利益確定売り(昨日の買いの三分の一)を出しており、やはり身の軽い個人が上手い立ち回りとなっている。






 ABNアムロのオプション手口

引き続きプット29000を大口で売り越しており、29,000円維持に自信を持っているように見えるが、本日、先物を超大口で売り越しており、素直に上を目指かどうかは怪しい。

一方、ソシエテは小口ながら下優位の手口となっており、プット29000を小口上乗せている。





3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が先物安から大幅ギャップダウンで始まったものの、押し目買いにより前日終値まで戻したことを好感した買いによってギャップアップで始まった後も堅調な展開となった。

もっとも、昨日の記事にて「ダウ平均については(中略)目先、ボラタイルな値動き」と記したとおりの展開である。

日経平均についても、昨日の記事にて「値ごろ的には良いところまで下げており、いったんの反発も想定される」「29,460円付近が戻りの目処」との予想どおり、29,500円を挟んだもみ合いとなり、日経平均終値は196円高・29,499円とほぼ予想値で引けた。

なお、昨夜の米国市場の反発は今夜の感謝祭休場及び週末・金曜の短縮取引に伴う買い戻しの動きと見ている。


日経平均・日足チャートでは、本日の上昇により25日線を取り戻したが、目先動向を示唆するストキャスティックスは依然として直近上昇の半値押し(TOPIXは3分の2押し)水準で下向きとなっていることから、下押しの流れが継続していると見ている。

テクニカル的にも、本日は直近下落の38.2%戻し・29,460円(29,500円)水準でのもみ合いとなっており、自律反発の域を超えて上伸するのはやや難しいと予想している。

また、この水準には5日線・29,584円が下向きで控えていることから、上値抑制要因になりやすいと見ている。

今後の予想としては、本日、日経平均は自律反発の上限での推移となったことから、この先は再度の下押しに向かうと見ているが、若干、気になる点としては、(ナスダック総合指数やS&P500が小幅プラスで終えていることや、先物ナイトで29,220円安値後に反転していることから)反発の勢いに乗じて買い進む可能性がサブシナリオとして考慮される点だ。

ただ、足元のボラタイルな値動きや日経平均・日足ストキャスティクスからは、相場は短期終息型で動いていると考えられることから、週明けから12月初めにかけて日経平均は再度下値を試し、東京市場MSQ・12/10に向けて急反発する展開をメインシナリオと考えている。

したがって、明日・金曜及び月曜までは米国市場不在の手がかり難から、日経平均は高値もみ合い、または明後日の米国・短縮取引の結果次第では小動きと見ているが、その後は再度急落すると予想している。

(上述した先物・オプションの不穏な手口からボラタイルな値動きとなる可能性があると見ており、急落・急騰が起きやすいと見ている)

下値目処としては、一昨日の安値29,200円及び29,000円手前を見込んでいる。

なお、その後の予想は、昨日までの予想とは少し異なっており、来週後半までに、下げても29,000円を割り込まない限り(仮に29,000円を割れてもすぐに回復するのなら)、SQまでに29,800円~29,900円程度まで上昇すると見ている。

一方、仮に29,000円~28,900円を明確に割り込んだ場合には28,500円水準まで下値目途が繰り下がり、SQを通過する可能性がある。

なお、いずれの場合も米国株は12/15・FOMCまたは12/17・米国MSQまで高値は続くと見ており、目先、日経平均が29,000円を割り込まないか、割り込んでもすぐに戻すパターン(メインシナリオ)となった場合、日経平均は30,500円程度まで上値余地が広がる可能性があると見ている。

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