2021-11-05

今後の日経平均予想(11/5)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29611.57 -182.80
  TOPIX     2041.42 -14.14
  出来高     12.6億株 
  売買代金  2.99兆円 
  
・RSI (9) 日経平均     66.77
           TOPIX      63.54      
・RSI(14) 日経平均    58.17    
          TOPIX      54.76

・騰落レシオ  89.77


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


売り越し中のゴールドマンは引き続き小口売り越しにより、売り建玉を-9,000枚に拡大している。

また、ソシエテも-1,800枚の大口売り越しにより、売り建玉を-5,000枚に乗せており、来週初に上下どちらに寄せてくるかに注目している。

(なお、ソシエテは中立を境に上下に振れており、もみ合い想定の値幅取りの可能性が高く、どこまでも売りを伸ばすつもりではないと見ている)

買い越し筆頭のバークレイズは4営業日連続での大口利益確定売りとなっており、本日は-1,800枚の売り越しにより、買い建玉を6.6万枚に縮小している。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは売り買い交錯、三菱UFJモルガンは-1,000枚あり越しと大きめの利益確定となっている。


国内勢は、大幅売り越し中のみずほが2,100枚の買い戻しととなっているほかは、売り買い交錯となっており、SBIは建玉-42枚と中立・様子見となっている。




 ABNアムロのオプション手口

やや下目線ながら、先物は買い越しており実質は様子見か?





3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、前日終値比を50円程度上回って始まり、昨日の筆者予想「高値もみ合い」で推移すると思われたものの、先物にまとまった売りが持ち込まれたことをきっかけに本日高値から約250円の急落となり、29,570円安値まであった。

その後は、29,600円台で推移したものの、後場に入って29,504円まで売られ、終値は-182円安・29,611円にて引けた。


日経平均日足チャートでは、目先動向を示唆するストキャスティックスに陰転の兆しが発生しており、MACDについてもシグナル線との絡み合いとなっており、陰転が回避されるか否かの分岐点にあると見ている。


したがって、今後の見通しについては、本日の安値28,504円は、筆者想定の「浅押しの場合は29,400円~29,500円(直近上昇の38.2%押しと合致)」の上限値に近いことから、目先的な下値目処を達成したか、押したとしても一段安(29,300円程度?)で反転と見られる一方で、引き続き深押し想定も考慮すべき難しい現状となっている。

後者の深押しとなった場合には、直近上昇の50%押しの29,000円~29,200円を想定しているが、本日の下落値幅の大きさが来週の東京市場SQを意識したものであった場合には、さらに一段安となる28,800円~29,000円となる可能性もある。

(28,800円は、昨日終値から1,000円安のため下値のターゲットになりやすい)

反転の日柄としては、引き続き25日移動平均線の29,000円到達が見込まれる11/11前後(11/9-11/12)を変化日と見ているが、浅押しの場合は11/8-9、深押しの場合は11/12(金)または翌日11/15(月)と予想している。
                                     
※18:40追記
日経平均EPSは前日の2,099.67円から2,147.32円に大幅上昇となり、同PERも13.79倍のま14倍割れとなった。

ただ、昨日のトヨタの発言「実質的には下方修正」のように、円安効果による輸出企業の増額が主因の可能性もあり、多少割り引いて考える必要もありそうだ。


                                     
※21:45追記
注目の米雇用統計はやや強めの数字となったが、基本的にはコンセンサスどおりの結果となった。

日経平均の週足は上昇トレンドにあると見ているが、直近の需給にはやや難があると見ており、来週の日経平均は日足ベースの小休止と東京市場SQの思惑が重なるかどうかが焦点と見ている。

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