2021-12-13

今後の日経平均予想(12/13)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28640.49 +202.72
  TOPIX     1978.13 +2.65
  出来高      9.5億株 
  売買代金  2.22兆円 

・RSI (9) 日経平均   68.33
           TOPIX     67.20             
・RSI(14) 日経平均    37.62                
          TOPIX      38.12  

・騰落レシオ           76.07


  

2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら

(本日公表のあった残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っています)

なお、本日の「取引参加者別建玉残高一覧」の公表に基づき、後述の「週間手口」に時間を割くため、本日の手口考察のコメントについては割愛させていただきます。







◎週間先物手口(12/6-10)

本日の「取引参加者別建玉残高一覧」の公表に基づき集計した各者の「週間手口」は以下のとおりとなる。


ゴールドマン・Cスイスは、週間で大幅買い戻し、ソシエテは売る買い交錯となっていたものの、買い筆頭のバークレイズについては、やはり-15,000枚の大幅売り越しとなっていた。


なお、同じく買い越し上位のJPモルガンは9,000枚を買い越しており、強弱感の対立が見られる。

一方、野村が週間で-9,000枚を売り越しており、全体的には大口での売り越し(利益確定を含む)が目立っている。

国内勢は、みずほ・大和が買戻し、楽天・SBIは売り越しとなっている。




 ABNアムロのオプション手口

 先物同様に上優位の手口となっている。
 





3. 日経平均の予想コメント 

金曜・12/10の記事にて「月曜の日経平均は昼のもみ合い価格帯である28,600円前後で、いったんもみ合う」と記したものの、先物は28,600円(現物換算28,650円)で寄りついた後、スルスルと値を上げ、日経平均は28,793円高値まで一気に上昇した。

ただ、高値到達後は-100円下の28,700円を挟むもみ合いとなったものの、上値の重さから14:30に28,593円安値に急落するなど、筆者想定値・28,600円タッチとなった。

日経平均終値は202円高・28,640円。

なお、金曜夜のダウ平均の大幅上昇を受けて昨日記した『週間予想』においては「メインシナリオとしては週半ば付近に向けて反落し、その後反発と見ているものの、先週比では、このシナリオの成立確率は低下している」と記したとおり、先行きが見通しにくい相場となっている。

具体的には、本日の日経平均が筆者予想の28,600円でのもみ合いに対し、100円上の28,700円台のもみ合いとなったことから、週半ば付近に向けての反落は生じないか、反落は限定的となる可能性がある。

この場合、週末MSQまで上伸する可能性がある一方で、12/15・FOMCを境にMSQに向けて下落する両方向のシナリオが考えられることになる。

ただ、先週も記したとおり、12/15・FOMC後のパウエル議長の発言が鬼門と感じており、仮に米国株が上げても日経平均は弱含む可能性を考慮する必要があるかもしれない。

なお、今週の日経平均の想定レンジについては、下値目処が28,200円~28,400円 (28,200円は割れにくいと見ているが、上値の重さが昂じれば、いったん28,000円に近づく可能性もある)、上値目処は本日の+100円を考慮し、28,900円~29,100円が考えられる

方向感については、上述のとおり、雰囲気的には上優位が高まっているが、日米ともに日足・ストキャスティクスが買われ過ぎ圏にあることに加えて、今年最終で、最大の経済イベントであるFOMCの結果が予測不可能であるため、上下両方向ともに大きく動く可能性がある難解な局面と見ている。

ただ、FOMC前に楽観論が広がりつつある点は、個人的に気になっている。
スポンサーリンク