2021-12-15

今後の日経平均予想(12/15)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28459.72 +27.08
  TOPIX     1984.10 +10.29
  出来高     9.9億株 
  売買代金  2.31兆円 

・RSI (9) 日経平均    66.26
           TOPIX      70.54                  
・RSI(14) 日経平均    37.46                 
          TOPIX      41.90   

・騰落レシオ             80.89 


  

2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


引き続き、小口ながらゴールドマンの売り手口が目立っている。

なお、ソシエテは2,100枚の大口買い越しとなっている一方、買い方のバークレイズは-700枚売り越しとポジション調整売りとなっている。


他の海外勢も買い方のJPモルガンがバークレイズと同じくポジション調整売りとなっており、全体的にも小口の売り買いとなっている。

なお、国内勢については売り越しが目立っている。




 ABNアムロのオプション手口

 やや上優位の手口となっているが、先物を大口で売り越している。


 


3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、ダウ平均の弱含みにより、前日終値比で-100円ほど安い28,358円で寄り付いた。

この価格は、先週から記している筆者予想の下値目途・28,200円~28,400円のレンジ内であることから下値到達感や明朝の米FOMCを控えた買い戻しが入り、寄り付き後は下押すことなく買い戻された。

ただ、28,500円台では上値が重く、日経平均終値は27円高・28,459円での大引けとなった。

昨夜の米国市場は、ダウ平均が-106ドル安となったものの、25日線で下げ止まっていることや、2営業日で420ドル安となっていることから、今夜のダウ平均は一時的にせよ50ドル~100ドル程度は戻すのではないか?と見ている。(日経平均が朝安から切り返したのも、米国株のいったんの下げ止まりを予想したものと思われる)

なお、今後の日経平均の動向を左右するのものとして、FOMC後のパウエル議長の発言に対する市場の反応が焦点となるが、市場は既に反応を決めており、議長発言を契機に動き出すことになると見ている。

それは今週末に控えたMSQの存在が大きく、MSQ前の取引は今晩を含め2営業日となるものの、議長発言は明朝のため、実質的には残り1営業日であることから、急激なポジション転換は難しいと思われるからだ。

なお、昨夜の米国主要3指数ともに中盤の安値を境に、FOMCを前にした売り方の買い戻しにより下ヒゲ・ローソク足となっていたことが、今朝の日経平均の買い戻しにつながったと見ている。

今後の見通しについては、日米株ともに主要な短期移動平均線を割り込んでいるケースが目立っており、やや弱気に見ざるを得ない。

ただ、日米ともに、目先動向を示唆するストキャスティックスは、いったん反発を挟むか、続落に向かうかの微妙な位置にあり、米MSQの思惑ともに判断しにくい状態にある。

下図が日米株の大まかなストキャスティックスの現状と予想線となる。

日経平均のストキャスティックスについては半値押し水準、ダウ平均については3分の1押し水準にあり、ここから「売られ過ぎ」まで続落するパターン「1」と、いったん「買われ過ぎ」まで上昇後、反落していくパターン「2」の二つのケースが想定される。

日経平均は半値押しとなっていることから、売られ過ぎまで一気に売られるパターン「1」の可能性が高いものの、ダウ平均は3分の1押しにとどまっているため、二番天井を確かめるパターン「2」となってもおかしくない。

また、仮に、週末の米MSQの思惑も絡み合っているため、いずれの可能性もあると見ている。

ただ、本日を含め、直近の日経平均の動きを見る限り、続落パターンの可能性がやや勝っていると見ている。

この場合、日経平均の下値目処については、ダウ平均のストキャスティックスの下げが甘いためオーバーシュートの可能性があり、28,000円を割り込んだ場合は、27,600円~27,800円付近まで下落する可能性があると見ている。

日柄的には、表にも付記したとおり、MSQ~数日後、つまり来週半ば~来週後半が転換点になると見ている。

一方、筆者想定とは逆に、米MSQが上方向に向かう「ケース2」となった場合、日経平均は同様の日柄にて29,200~29,400円を目指した後、年末年始に向けて反落すると予想している。

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