2021-12-17

今後の日経平均予想(12/17)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28545.68 -520.64
  TOPIX     1984.47 -28.61
  出来高       14.4億株 
  売買代金  3.38兆円 

  
・RSI (9) 日経平均   60.58
           TOPIX        61.81                    
・RSI(14) 日経平均    53.23                 
          TOPIX      57.59   

・騰落レシオ        83.37


  

2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら


売り越し中のゴールドマンは-2,500枚の大口売り越しにより、売り越し建玉を2.2万枚に拡大している。

また、ここのところ買い越しが続いていたソシエテは小口買いにとどまっている。

一方、買い越し上位のバークレイズは-2,700枚の大口売り越しと、買い建玉の圧縮に動いている。

なお、野村は-3,500枚の大口売り越しとなっている。



なお、買い方のJPモルガンも,2,000枚の売り越しと持ち高の圧縮となっている。

なお、国内勢については大手証券は小口売り越しとなっている一方、楽天・SBIは買い越しが目立っている。(SBIは利益確定の買い戻し?)






 ABNアムロのオプション手口

売り買い交錯も、やや上目線か? なお、先物は大口買い越し。


 


3. 日経平均の予想コメント 

昨日の記事にて「本日または明日の高値が目先の高値となる可能性がある」と記したとおり、本日の日経平均は29,000円割れスタートとなり、昨日の日中高値・29,070円及び時間外高値・29,196円が目先の高値となる筆者予想どおりの展開となった。

米国市場についても、昨日の記事にて「SQ前にも利益確定売りの誘惑にかられるほどの上昇幅となっており、今晩の米国市場が続伸できるかどうかは微妙」と記したとおり、利益確定売りが優勢となり、ナスダック総合指数が-2.47%安を筆頭に、S&P500が-0.87%安、ダウ平均は-0.08%安・35,897ドルとなった。

(ダウ平均の下げ幅が最も小さかったのは、SQを控えて36,000ドルの心理的節目を意識したと見られ、SQ通過後の値動きが注目される)

今後の日経平均の見通しについては、(日本株自体は能動的な取引対象となっていないと見られることから)大勢的には、引き続き米国市場次第の展開になると見ており、今晩の米MSQ通過後の米主要3指数値動きが焦点になってくる。

筆者メインシナリオとしては、これまで記したきたとおり、12月初めの急落により、先物・オプション勢が想定していたSQ値は下方修正されていると見ており、直近での急騰局面では高値での上向きポジション縮小・リスク回避のヘッジ売り優勢に動いていると推測している。

SQ通過後においては、直近でのヘッジ売りに利益を乗せるべく売りを積んでくると予想しており、その動きが昨夜の大幅下落(ダウ平均については高値からの大幅下落)につながったと見ている。

(なお、今夜の米国市場については、昨夜のSP500・ナスダック総合の値下がり幅が大きかったこと及び週末要因から買い基調となりやすく、本格的な動きは来週からとなる可能性もある)

米国主要3指数の日足・ストキャスティックスについても半値押し~3分の2押し水準での中段保ち合い、またはもみ合いとなっており、直近のモメンタムを維持する形で、ストキャスティックスは売られ過ぎ圏まで低下すると予想している。

これらのことから、日経平均の目先見通しについては、一昨日に掲載した図表・ストキャスティックスの現状と予想線に付記した「ケース1」の経過をたどる可能性が高いと見ている。

日経平均の下値目処については、28,100円~28,300円、深押しとなれば27,600~27,800円、日柄については米MSQ+2日~4日後、すなわち来週火曜から木曜を目先の反転目処と見ている。

もっとも、日経平均・27,600~27,800円水準を試すのは来年と見ており、年内については、下げても28,100円~28,300円でいったん踏みとどまると予想している。

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