2021-12-06

今後の日経平均予想(12/6)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27927.37 -102.20
  TOPIX     1947.54 -10.32
  出来高     10.8億株 
  売買代金    2.50兆円 


・RSI (9) 日経平均    19.43
           TOPIX        24.68       
・RSI(14) 日経平均   23.09               
          TOPIX      26.68 

・騰落レシオ         76.63

  
  


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら
(本日公表のあった残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っています)


ゴールドマンは小口ながら引き続き売り越しとなっており、売り建玉は-2.44万枚となっている。

一方、3営業日連続の売り越しとなっていたソシエテは約3,000枚の買戻しを入れている。

ただ、買い筆頭のバークレイズは-1,100枚を売り越し、売り筆頭の野村は約6,000枚を売り越しているなど、強弱感が対立している。

※なお、野村は、週末SQを控え、下記のとおりTOPIX先物の期先へのロールを行い始めており、買戻し前提の可能性もある。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは小口売り越しとなっている一方で、1.1万枚を売り越し中のドイツは1,000を買い戻している。


一方、国内勢は、売り方のみずほ・大和は売り越し、
SMBC日興は4,100枚を買い戻している。



 ABNアムロのオプション手口

下優位な手口となっているものの、大口でのプット27500買いは上優位なポジションに対するヘッジと思われる。

一方、ソシエテは売り買い交錯も、やや上優位の手口か?






3. 日経平均の予想コメント 

本日の日経平均は、寄り付き直後に先物にまとまった売りが入り、約300円の急落となり、27,693円安値をつけた。


ただ、その後は売り方の買い戻しや押し目買いにより底堅く推移し、-102円安・27,927円まで戻して引けた。

今後の日経平均の見通しについては、先々週より下値目処は27,300円~27,600円、日柄については12/7(火)~12/9(木)を反転日柄との予想に変わりはない。

したがって、日柄についてはそろそろ反転をうかがう局面に近づいている一方、値ごろについては、(昨日も記したとおり)先週から27,500円~27,600円での下値堅さが目立っており、やや下げ足りない感じもある。

ただ、本日も先物安値は27,680円と先週半ば以降の下値が切り上がっており、(27,500円~27,600円のもみ合いとなっていることから)27,500円から下は達成しにくい雰囲気が漂っている。

仮に29,600円台での底堅さを示すならば、筆者想定の反転日柄に入る明日から週末までの間に、想定レンジ29,300~29,600円に到達することがなくとも、反発機運が高まる可能性がある。

なお、本日の日経平均・TOPIXのRSIについては、冒頭の「相場概況」に記したとおり、日経平均・RSI(9)は19%~24%となり、RSI(14)についても23%~26%と売られ過ぎ圏・30%以下まで低下している。

また、先物・オプション手口においても、直近の大幅下落によっても優位の建玉が残されており、下向きへの転換は図られていないと推測されることからも、週末・SQを控える中、上方向の建玉を救うための反発が予想される。

したがって、メインシナリオとしては、明日~週末にかけては、もみ合い(保ち合い)で経過するか、下げても先週の安値・27,594を保つことができれば、そこが目先の底値になりやすいと見ている。

一方、本日の日経平均が寄り付き値を上回ることなく引けたとにより、ローソク足は下ヒゲながら陰線で終えていることから、(サブシナリオながら) 先週から下値固く推移している27,600円を下抜くこととなった場合は、想定どおり29,300円を試す可能性があり、週末SQに向けて上向きポジションの整理が入りやすいと見ている。

(この場合にあっても、SQ通過を契機とした反発になりやすいと見ている)

いずれにせよ、筆者想定どおり明日以降もまたは週末に反発となった場合はジグザク波動を描きながら2週間程度の日柄で戻りを試すと見ており、上値目処は28,500円~29,000円と予想している。

なお、昨日記したように、12月下旬以降は反落警戒と見ており、特に日米市場が休場となる年始は悪材料に要警戒と予想している。
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