ラベル 中期日経平均予想 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 中期日経平均予想 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024-03-09

今後の日経平均予想(3/10)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





先週日曜・3/3にアップした「今週及び今後の日経平均の予想(3/3)」にて日経平均の週間予想レンジを下記のとおり予想した。

>下値目処・39,600円±100円
>上値目処・40,500円±100円
>下振れの場合・39,200円付近

先週の日経平均安値は39,518円、高値は40,472円と筆者予想どおりの展開となった。

また米国時間の日経平均CFDは日本時間・金曜中は筆者予想下値・39,200円でもみ合っていたものの、米主要3指数が後半下落に転じたことから一時39,000円を割り込む展開となり、筆者予想値を下回って返ってきた。

これにより、同記事にてMSQ後の展開については「日経平均4万円から下方でのもみ合いと4万円から上方でのもみ合いの2通りを想定」と記した前者の日経平均4万円から下方でのもみ合いが濃厚となった。

なお、今後の展開については「どちらにしても足元の上昇トレンドは継続していく」と記した考えに変わりはなく、引き続き上昇トレンドを維持していくと見ている。

ただ、終値ベースで高値から1,000円安、ザラバベースでは1,500円の亀裂を入れた相場の修復には時間を要し、目先的にはボラタイルな展開が予想される。

直近の海外勢の動きとしては先物売り、現物買いを展開していたことは週間手口での筆者考察を始め、「投資主体別売買動向」でも表れていたとおりであるが、個別銘柄の多くは(金融株を除いては)直近の下落の影響を受けて日足ベースでの下降トレンドに移っており、予想される週明け・月曜の下落によって買い手控えまたは一時的なリスク回避売りとなる可能性がある。

また、過熱している移動平均乖離率やMACD・ストキャスティックスなどのオシレーター系指標を始め、裁定買い残の多さなど平準化に向けた動きが出やすいことも相場の下押し材料になりやすい。

したがって、目先的にはさらなる下振れが懸念されるものの、直近の現物買いの勢いが強いことから売り転換になるとは考えにくく、反落一巡後は下値拾いの段階に移っていくと見ている。

なお、目先の日経平均予想レンジについては、米国時間から返ってきた39,000円が焦点になると見ており、押しても38,600円付近にて下げ止まると予想している。

ただ、週明け月曜の日経平均の大幅下落が欧州→米国へと引き継がれ、翌日の東京市場に持ち込まれた場合には弱含みは週央または週末まで長引き38,000円~38,400円付近の安値を見込んでいる。

なお、反転の合図は東京時間にて日経平均が下ヒゲ陽線を出すなど、わかりやすい底打ち指標が示現されると見ているほか、TOPIXの前日比-2%安にて発動される日銀ETF買いがサインになると予想している。

(日経平均<TOPIXの動きも底打ち指標になりうる)

反転後の予想としては、いったん4万円を回復するものの戻り売りに押され日柄調整をこなすと見ており、日経平均は4万円から下方でのもみ合い、TOPIXはもみ合いながらもジリ高基調を想定。・・・高値追い再開は早くて4月下旬~5月中旬と見ている。
スポンサーリンク

2024-03-03

今週及び今後の日経平均の予想(3/3)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




先週土曜・2/24にアップした「今週及びその後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて次のとおり記した。

>下値目処 38,900円±100円
>高値目処 39,600円±100円

先週の日経平均安値は2/29に38,876円安値を示現した後、反発に向かっており筆者の下値目処・38,900円±100円の予想どおりの結果となった。

高値については3/1の39,990円と筆者目処を超えて推移しており、節目価格突破の動きとなった。

週末・米国時間の日経平均CFDは40,174円で返ってきており、月曜の日経平均は4万円を超えて始まる可能性が濃厚となっている。

前2週(2/13~22)の週間先物手口においては、買い方・売り方ともに顕著な動向は見られず、適温相場から来る現物買いによって日経平均は値を上げている。

3/4・月曜に公表される「市場参加者別先物残高」の結果から先週の急伸が引き続き適温相場による買いであったか、先物勢による動意であったかによって、今後の展開へのヒントがつかめると思われる。

筆者想定では、買い方・先物は引き続き静観している可能性が高いと思われ、3月限はロールまたは利益確定売りに動くと見ている。

一方、先物・売り方は先週、買い戻しに動いた可能性があり、この点を検証していきたい。

なお、来週の日経平均予想レンジは上値目処40,500円±100円、下値目処は39,600円±100円を基本シナリオと予想している。

なお、久しぶりにSQ前の「魔の火曜・水曜」が示現する可能性があり、下振れの場合は39,200円付近、上振れた場合には40,800円付近までのボラタイルな値動きとなる可能性がある点に警戒したい。

また、あくまで筆者の憶測に過ぎないが、3/7(金)のFRB議長発言では、パウエル議長は直近の史上最高値を更新する米国市場に対して追認するよりも牽制発言をする可能性があり、その場合は波乱のMSQとなる点にも警戒したい。

ただ、MSQ後の展開としては日経平均4万円から下方でのもみ合いと4万円から上方でのもみ合いの2通りを想定しており、どちらにしても足元の上昇トレンドは継続していくと見ている。

どちらになるかは、月曜夕刻の「市場参加者別先物残高」の結果を見て再考することとしている。
スポンサーリンク

2024-02-24

今週及びその後の日経平均予想(2/24)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




まずは先週の月曜・2/19にアップした「2月第2週の週間先物手口と今後の日経平均予想」にて週間先物手口を見た感想を次のとおり記した。


>先物手口から見る限りにおいては、指数の急伸ほどには盛り上がっておらず、小口または出遅れの買いによって上昇した週であり手詰まり感を感じる


そして、先週木曜に公表された「投資主体別売買動向」における海外投資家の動向は、現物を3,014億円買い越す一方、先物を-1,878億円売り越しており、筆者が集計・分析している先物手口同様の結果となっていた。

このことから、先々週木曜・2/8の日経平均743円高の買いは先物の買い仕掛けの可能性は低く、先物の大幅売り越しの国内系(発注主体が国内勢とは限らない?)のショートカバーと思われる

前置きが長くなったが、この予想が正しいとするならば、週末・木曜の日経平均836円急伸による史上最高値更新・39,000円乗せは引き続き売り方の踏み上げと現物買いによる急伸と見られる。

このあたりは来週月曜の夕方公表される「市場参加者別先物残高」によって確認していくこととなるが、買い方の買い仕掛けではないとの筆者の推測どおりであるなら、基本的にこの上昇トレンドはまだまだ続く可能性があり、需給状況による反落調整はあっても、暴落と呼ぶような調整は起きない可能性があると考えている。

なお、週末の急伸により、2/15(木)の追記「最も楽観的なシナリオとしては3月MSQ40,000円の可能性も生じている」と記した予想が現実となる空気感を感じている。

月曜の日経平均は週末の米国時間にて日経平均CFDは39,400円台で返ってきていることから、300円~400円高で始まると見ており、一時的にも39,500円に乗せると見ている。

ただ、海外先物勢が売り越しに転じていることや米主要3指数が一服しても良い状況になっていることから、今週も日経平均が続伸するといったシナリオは描きづらいと見ている。

(このあたりは月曜の週間先物手口にて、買い方による買い仕掛けが見られるようであれば月末・40,000円、MSQ42,000円の展開となろうが、買い方としても息の長い買い相場を目指していると思われ、今週は順当な一服を予想している)

したがって、今週の日経平均予想レンジは高値目処39,600円±100円、下値目処は38,900円±100円と想定している。

なお、日経平均は年初から6,000円余上昇しているものの、これはあくまで円建て日経平均であり、ドル建て日経平均ドル建てでは約20ドル余の上昇に過ぎない。

騰落率では円建て+18%、ドル建てでは10%程度の低率にとどまっている。

加えて、東京市場の海外投資家占有率が70%であることを考えれば、この程度の上昇で海外投資家が本格的な利益確定売りを繰り出してくるとは筆者は考えておらず、適度な調整後は再度先物買いに向かうと見ている。

日経平均の予想レンジに話を戻せば、再来週末のMSQは39,000円~39,500円をめぐる展開になると予想しており、その後は日柄調整に入りを想定している。
スポンサーリンク

2024-02-19

2月第2週の週間先物手口と今後の日経平均予想(2/19)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




日経平均が1,239円高の急伸となった先週・2月第2週(2/13~2/16)、先物参加者がどのように動いたか、昨日公表のあった「取引参加者別建玉残高」を元に集計した週間手口は下記のとおりとなっている。

買い方のモルガンMUFJは買い越しながら2,045枚の買い越し枚と相場追従の範囲内であり、バークレイズについては-117枚売り越しと売り買い交錯にとどまっている。


取引参加者別週間先物手口及び建玉残高買い方上位売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券ゴールドマン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券野村証券
みずほ証券
2月13日日経2252,591-103-5,644652862,474-592
TOPIX-1,03310,3502981,393-203-1,657-1,075
2月16日1,55810,247-5,3462,045-117817-1,667
建玉残高
TOTAL-1,680-1,73118,49084,28426,340-52,192-67,760
日経225-2,360-2,8614,6052,3546,0343,265-13,416
TOPIX6801,13013,88581,93020,306-55,457-54,344
<日経225先物>
2024年03月限月-1,945371,454-2,57910,7322,253-12,101
2024年06月限月0-157-1,232000-1,853
2月16日
<日経225mini>
2024年03月限月-2,283-20,40642,82451,076-46,95210,1205,377
2024年04月限月-1,864-7,0001,001-1,750-2600
<TOPIX先物>
2024年03月限月-1,3171,03315,63581,85521,144-53,731-54,344
2024年06月限月1,99797-1,75075-838-1,7260


売り方の野村・みずほについても様子見程度の取引であり、方向感が見えてこない手口となっている。

一方、ゴールドマンが10,247枚の巨額買い戻しにより建玉をイーブンに戻している。


その他・海外勢についても全体的には売り買い交錯となっている中、BNPバリバが-9,297枚の大口売り越しにより売り転となっていることに着目している。


週間手口クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券BNPパリバ証券
UBS証券
2月13日日経22591,1821,578-884-1,277603
TOPIX0-2,3566,469908-8,020-2,420
2月16日9-1,1748,04724-9,297-1,817
建玉残高
TOTAL-61824,57827,5855,415-8,853-14,507
日経225-6437,5801,1562,38911,8477,099
TOPIX2516,99826,4293,026-20,700-21,606
<日経225先物>
2024年03月限月-1387,4646,4792,39616,5788,072
2024年06月限月-505-7610-7-5,858-1,248
2月16日
<日経225mini>
2024年03月限月08,595-53,22802,5172,749
2024年04月限月0170218,7500
<TOPIX先物>
2024年03月限月2516,89526,4293,026-20,775-20,606
2024年06月限月01030075-1,000

その他・国内勢については個人比率が高いと思われるSBIが2,641枚の買い戻し(踏み上げ)となっている一方、大和・SMBCが小口ながら売り乗せている。


週間手口大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
2月13日日経2254171,8401,4341,065
TOPIX-2,086-3,48501,576
2月16日-1,669-1,6451,4342,641
建玉残高
TOTAL-13,590-11,749-170-6,461
日経225-1,775-4,380-170-5,565
TOPIX-11,815-7,3690-896
<日経225先物>
2024年03月限月-1,526-4,3580-2,541
2024年06月限月-249000
2月16日
<日経225mini>
2024年03月限月0-224-1,762-30,505
2024年04月限月0062269
<TOPIX先物>
2024年03月限月-11,815-7,3690-896
2024年06月限月0000


先物手口から見る限りにおいては、指数の急伸ほどには盛り上がっておらず、小口または出遅れの買いによって上昇した週であり手詰まり感を感じる。

また、筆者が日々観測している裁定残高の本日発表分(2/15現在)は以下のとおり、買い残が648,846千株と買われ過ぎの600,000千株を超えてきている。




翌2/16の日経平均は329円高と続伸、2/19は-16円安のもみ合いとなっていることから、おそらく裁定買い残は引き続き増加していると思われ楽観ムードの高まりを感じる。

これらのことから、短期的には日経平均の急落を警戒する必要があると見ている。

日柄的にもMSQまで2週間半と、スピード調整としては程良い環境と言えることから、引き続き筆者のメインシナリオである3月MSQでの史上最高値・38,957円更新を予想している。

ただ、先週の週間手口の考察記事どおり、足元の水準では買い方がさらに買い乗せてくる可能性は小さくなっており、スピード調整後のピークが二番天井となる可能性が生じており、最高値更新するか否かは微妙になっている。

(最高値更新は買い方の買い仕掛けが炸裂するかどうかにかかっており、現段階ではその可能性は先週よりも後退している)

なお、二番天井形成後の反落は大きめの値幅を伴う可能性があると見ており、値ごろ感から買いに来る出遅れ組が窮する展開になりやすいと感じる。




                           


                                        




                                 ↓
                                 ↓




 
※追記2/21(木)19:18

最高値更新の可能性は先週よりも後退しているものの、足元の反落が押し目となって「適温相場」が継続し、短期的には筆者のメインシナリオである3月MSQでの史上最高値・38,957円更新の可能性は失われていないと見ている。

なお、MSQに向けた買い仕掛けではなく、足元の「適温相場」が日経平均を上昇させる場合には本格的な調整は訪れず上昇トレンドが継続する可能性があると予想している。

スポンサーリンク